遠眺硯洲――観硯亭

　　1991年に建成されました。環山道で慶雲寺へ向かう途中、松林が点在し、雲が ゆらゆらと立ち昇り 、松風の音が響き、変化に富んでいます。登山道路のにあるカーブの空き地をに名前が観硯亭という亭が立っています。亭に立って東を眺めると、江の真ん中にある硯州島が見えて、西江が滔々と玉の帯のように婉蜒して東へ流れていくのを鑑賞することができます。北宋 慶歴時代 、当時端州の郡知事である包拯は、清廉で正直、悪勢力に頭下げず、法律を公平に執行していました。氏は任期満了で端州を離れる際に、端州の住民達は一家総出で見送り、貴族や紳士 が 争って贈り物を贈ろうとしましたが、包拯は一切お断り、その中の硯を西江に投げて、それが硯洲なったという伝説があります。